†<花壇の恋>†


「私は花に生まれたかったの」

―――放課後、夕暮れ時。
坂上修一は花壇の土に
埋もれた女の子と出会った。

女の子は花音と名乗り、
それからというもの
幾度も坂上の前に現れた。
時に花壇で、時に園芸部で

倉田恵美たちの協力も得て、
坂上は花音の事を知り始める。
それと共に、花音との初めての出会い
花壇の番人の噂、園芸部の隠された話。
そして姉の存在。
全てが絡み、混ざり、まわりだす。

  

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